事業計画 > 活動の目的 

 弟子屈町に限らず、日本全体として、長引く景気停滞やそれに付随した民間の設備投資の縮小、さらには大手企業に代表される活発なリストラ策など、暗い話題ばかりの波及効果は地方経済にも深刻な状況をもたらしており、それらを打開すべく様々な経済活性策が求められている。
 また、近年になって容器リサイクル法の施行などに代表される環境問題への対応が中小を問わずそれぞれの企業に求められており、こうした環境保全と企業活動の両立が、今後の企業経営の中で求められる重要な要素のひとつになることは否定の余地がない。
 こうした最近の経済情勢を踏まえた上で、日本有数の自然美を誇る北海道で暮らし、またその中でも手つかずの自然が多く残る道東地方で生活する我々としては、こういった貴重な自然を後世に残すべき貴重な財産と位置付けた上で、地元弟子屈町が世界に誇る「摩周湖」を世界遺産へ登録し、環境の保全を行いながら、新たなる経済活性化を図る策を模索していかなければならない。
 このため、我々摩周湖世界遺産登録実行委員会は、地元住民をはじめ関係機関との連絡調整をはかりながら、住民全体の意思として摩周湖をありのままの形で残し、後世へ残すべき様々な調査研究の先駆者として活動をしていくために今回の活動を行っていきたいと考えております。


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